Sphinnのブログに書いた、最初の3つについて画像で説明します。
Web制作の現場をまわっていると、ココがわからない、またはカンチガイされて数値が見えていないことが多かったのです。
Google Analytics 3種類の数値の違い
コレってGoogle Analyticsが海外のコトバをそのままカタカナにしてるから、わかりにくくなってるんだと思います。
マイレポートの左のメニューより

カッコして漢字で書きました。
コンバージョンは色んな意味やとり方があるので今回はナシです。
なれていないヒトは「トラフィック」とか書いてあるので、ログインしたすぐ後に見るのをあきらめてしまうそうです。
別のウィンドウやタブでGoogle Analyticsを表示させながら見て行ってください。やりながらの方がおぼえやすいです。
- ユーザー(訪問人数)
… Webサイトへ何人来られたかのヒト(パソコン)の数です - トラフィック(訪問回数)
… アクセス数ですけど、クリック数とは少し違います - コンテンツ(表示回数)
… Webページが表示された全カウントです
ユーザー(訪問人数)

左にあるマイレポートの「ユーザー」をクリックすると下に開きます。そのあと、ユーザーの傾向から「ユニークユーザー」をクリックすると、日付ごとにグラフが出ます。
いちばん上にある「概要」でもイイのですけど、その下にある「新規ユーザーとリピーター」などはユーザーではなくって、セッション数になってしまいます。
コレはAnalyticsの数値のとり方だと思いますので、右のグラフの上にあるタブが「ユーザー数」になってることを確認してください。
これが私のブログでもよく出てくる「UU(ユニークユーザー)数」(集客数)です。
トラフィック(訪問回数)

ここでは検索エンジンからの訪問数を見ています。
「トラフィック」から「検索エンジン」をクリックすると、セッション数(これも訪問回数)を見ることができます。
SEの方だったらおなじみのコトバですけど「セッションが切れる」っていう言い方があります。例えば、ECサイトの管理画面で「セッションの有効期限がすぎました。ログインしなおしてください」っていうのは、このセッションと同じ意味です。
Google Analyticsでは30分たつとセッションが切れます。ここでアクセスしなおすと、もう1セッションがカウントされます。
コンテンツ(表示回数)

「タイトル別のコンテンツ」をクリックすると、ページの<title>~</title>がランキングで表示されます。
どのページの見られているのかわかりやすいので、コンテンツを制作する担当者みんなが見るところです。
ここの「ページタイトル」がぜんぶ同じになっていたら要注意です。ランキングが見づらいっていう意味ではなくって、SEOを意識されていないWebサイトということになります。
アクセス解析はできてアタリマエ?
そんなことはナイのですけど、たとえばWeb担当のデザイナーさんがアクセス解析まで担当されることはあまりナイと思います。では、社内のヒトが報告してくれているでしょうか。
数値だけにこだわるのは良くないですけど、数値があるから根拠になって、やる気が出たり、逆に思ったより数値が低くて見たくなかったりするかも知れません。
「だれに、なにを、どうしたら、どうなった」を見なければ、それは自己満足で利益の出せないアーティストかもしれません。きつい言い方ですけど、そこが問題と思われているオーナーさんは多いです。
訪問されるヒトに100%合わせることはできませんし個性をなくしてもダメです。アクセス解析を見て、結果から次のコンテンツをつくって試すことが重要で、数値をあやつれるデザインができれば、そこからがスタートと私たちは思っています。
今回はホントに初歩だけですけど、何となくでも「ユーザー」「トラフィック」「コンテンツ」の概要だけはぜひ見てください。
これをまとめて報告すると、私が費用として頂いている「分析」「整理」「次の方向」につながるのですけど、社内に担当するヒトがいないなら自分でやるしかありません。
なれると5分もかからないので毎日見るクセをつけましょう。
これがわかれば、ヘンなコンサルタントやアドバイザー、SEO何とか、にだまされることもなくなります。
コンテンツなくSEOはできませんし、集客したあとの効果もへってしまいます。デザイナー(アーティスト)は、ECサイトのカナメです。