「毎日600人以上集客するブログ」アフィリエイト編

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ビジター数500人をこえたのが6月8日でしたけど、2週間しかたっていませんけど600UUをこえました。

ボスのスモールキーワードブログよりアフィリエイト編です。

※スゴく長いのでご注意ください :)

 

今までのアクセス数の報告はこちらです。

 

Google Analytics より アクセス解析

ブログの書き始めは去年の10月3日、アクセス解析は11月4日より。

今日は6月29日なので、あと4日で9ヶ月たちます。

まずは全期間(2008年11月4日より2009年5月26日まで)です。

 

ユーザー数と検索エンジンからの流入数

boss-blog-uu.jpg

 

右上が700に行ってるように見えますけど「655」でした。

検索エンジンからのセッション数はこちらです。

boss-blog-graph-search.jpg

 

セッション数なので、ユーザー数と比較することはできませんけど、山のカタチを見ると、ほとんどが検索エンジンからっていうことがわかります。(内部構造だけのSEOの実験です)

つぎに、GoogleとYahoo!をわけてみます。

特にYahoo!からのアクセス数が気になりますね。4月のインデックス更新で、アルゴリズムにも変化があったようです。

 

boss-blog-google-yahoo.jpg

※クリックすると大きくなります

 

真ん中の横の線が450なのでわかりにくいですけど、Yahoo!からのアクセスは、直近7日のデータで約120~150でした。Googleものびていますけど、比率で考えるとYahoo!の方が大きいです。

 

アクセス全体の比率と内訳

boss-blog-traffic-circle.jpg

 

検索からが約8割くらいで、参照サイトは約1割。「検索エンジン」のなかみはこちらになります。

boss-blog-search-engine.jpg

 

ノーリファラーはわからないので、参照サイトを見てみます。

ここだけは、最近の比率っていうことで、期間を4月27日からの1ヶ月間に設定しました。参照サイトのセッション合計は3,700です。

boss-blog-referrer.jpg

※クリックすると大きくなります

 

1位はjpドメインのサテライトですけど、ゴメンナサイ。

5位はテクノラティのとあるピンバックです。こちらもカテゴリにかかわるのでモザイクにしました。スミマセン…

「参照サイト」なのに、Google.comや画像検索もあったりして、ホントの検索以外の参照サイトは、5位のテクノラティ、8位のブログ村、9位のブログランキングです。

ランキングは3月頃に発リンク(バナー)をぜんぶはずされています。

ブログからランキングへの「In」がゼロのハズなのに、1ヶ月で100セッションはイイですね。ぜひ登録しましょう :) …私はしていませんw

 

コンテンツの強さはマバラな上位5ページ

boss-blog-contents-rank.jpg

 

「blog-entry-000.html」の数値はブログの記事番号です。

前回お伝えした通り、最新は288(今は304)なので、昔のページがビュー数が多いです。これは期間が長いからなので平均しなければ分析には使えないデータですけど、右の「割合」をごらんください。

いちばんページビューが多いエントリーでも3.68%しかありません。

これはブログの記事全体をSEOを意識して書かれているので、キーワードによってランディングページが違うのです。コレがスモールキーワードで毎日更新するSEOのデータの形かもしれません。

 

直帰や離脱はバランスをとる指標

何となくで見てきましたけど、ここからが本題です。

ふたつ上の画像がわかりやすいのですけど、たとえば1位のサテライトからのセッションは直帰率が低い(36.30%)ですけど、検索エンジンからのセッションは直帰率は高い(80%くらい)です。

サテライトはブログのテーマのひとつにもなってるので、そこから来られたヒトはページ数をたくさん読まれます。検索から来られたヒトは、何かをさがしてるので、目的のものを見つけようとされます。

直帰率が高いことは悪いこと」ではなくって、そのWebサイトから1ページも内部リンクをクリックせずに出て行ったのです。

どこへ行かれたのでしょうか?

 

 

収益化が「実践的なSEO中心のWebマーケティング」

SEOもっとさんにご紹介頂いた「正しいSEOの勉強法」でご評価頂いてるとおり、12月に彗星のように現れた私ですけどw、3月から実践(実戦?)でクライアントさんとWebサイトのお話をして「どうしたら集客できるの?」をとっても強く感じました。

SEOSEM)を中心に集客しながら、LPOでコンバージョンへつなげていきます。この「コンバージョン」することが、っけっこうムズカシイことがわかりました。

 

検索されると「表示→クリック」まではわかってるつもりですけど、そのあと「→ランディング→滞在→ブックマーク?→コンバージョン?」が実感できませんでした。

そのとき私が勉強させて頂いたのが、内部構造だけではなくって導線を考えたレイアウトのつくり方です。

 

ブログから学ぶアイトラッキングの効果

まずは私のブログを例にします。

大きくわけると、こんな感じですよね。

blog-pillcase-com.jpg

 

「A1」はアフィリエイト、その下に「PPC」があります。

「E1」は、はじめて来たヒトがどこから見るのかをあらわしていて、ほとんどのヒトは左上から右や下へ見て行きます。

私がちょっとコザイクをしていることはユニクロックで「E2」です。「何か動いてるぞ?」と視線をもっていって頂けます。

収益化を考えると(このブログでは考えていませんけど)「E2」にも視線を移して頂くことが、上と下にあるアフィリエイトPPCにつながると思ったからです。

ちなみに私は、このブログでは「CTRの変化」を重視しています。

 

ダメだしされてアタリマエ「広告の壁」

ボスのブログで「好きにやってみなさい」と言われて考えたのが、このレイアウトです。超にらまれました。石になるかと思うくらいw

blog-damedashi.jpg

 

この場合は、見た瞬間に「どこがメインコンテンツなの?」と思われて「E1」へ視線が行って、ブログを読むのになれているヒトだったら「E2」へ飛んでしまうのです。

全体が広告で最適化されていてコンテンツが浮いてしまいます。

これでは「PPCアフィリエイトを踏んでほしい」っていう目的が見えすぎて、広告になれてるヒトには見えていません。

このレイアウトに近くって、ボスが「例外」と言われているブログがアドセンスマニアさんです。

単調にならずデザインを考えて広告を配置されているので、画像やアドセンスもコンテンツになっているそうです。

このレイアウトが「ゼッタイにダメ」っていうことではなくって、コンテンツにとけ込むよう整理して配置しましょうっていうことでした。

 

 

開始2ヶ月で「月額10万円」を超えるレイアウト

何だかアヤシイ情報商材みたいなサブタイトルですね。

ボスはもともと

  • バックリンクをつくらない
  • ビッグキーワードで上位表示
  • アフィリエイトも入れる

っていうムチャな目的でブログをはじめられています。ムリってわかって、その後 スモールキーワード で集客されました。

今のレイアウトがこちらです。

boss-blog-fc2-com.jpg

 

私のブログとちがうところは、収益用のリンクが「左」と「下」になっていることです。

たくさん貼らずにビジターさんの導線を意識して、ほかの実験用ブログも使って効果測定をくり返した結果がこの配置です。

 

画像広告のインパクトでコンテンツになじませる

はじめてアクセスされると「E1」に視線が行くと考えて、文字ばかりの「メインコンテンツ」「A1~A15」の左上に画像のPPCがあります。

単純ですけど、ここは目立つのでクリック率が高くなります。

来られたかたの属性にマッチした広告だったら、直帰や離脱が上がる理由になりますね。

コレはボスが「文字ばっかで見づらいな」と思われて「画像はるなら広告にしてしまおう」と考えられたことがもとになっています。

「お金がほしいから」ではなくって「文字ばかりで見づらい」ことがユーザービリティにもなっているのです。

 

読者さんをつかれさせる「脱出用発リンク」

メインコンテンツと内部リンクの下にある「PPC1と2」は文字広告で、よく見る標準の色にされています。

これは「ビジターをだましてはいけない」っていうポリシー(?)があるそうで、広告ってわかるのですけどクリックされます。

コレは本文の内容がかかわっていて「読んでるヒトにものたりなさを感じてもらったり、つかれさせる」だそうです。

ポイントは「毎回、広告をクリックさせよう」とするのではなくって「行きたかったら行けば?」っていうものです。

読んでるヒトの役に立ちそうだったら、最後に内部リンクをはったり、外部のWebサイトへ発リンクもされます。

押しつけるとイヤがられるのは自然ですよね。

 

「決定回避の法則」と「ブロガーの信頼」が「成約率アップ」

決定回避の法則はこちらがわかりやすいです。

 

この場合、疑問に思う人は
「増えすぎる」と「広がる」はどう違うの?
と思うはず

- 引用元:コーヒータイム 決定回避の法則 -

 

ヒトはたくさん提案されると、かえって選べない(選ばない)っていうことです。解説がとってもわかりやすかったです。

レイアウトには「A1~A15」っていう、なんと15コもアフィリエイトの発リンクがあります。

スゴく「決定回避させている」ように見えるのですけど、ココにブロガーボスのオーソリティ(権威)やトラスト(信頼)が付きます。

 

ブログのボスは、そのテーマの一部に専門なヒトとして書かれていて、何でも良いとは言わずに「ほんの少しだけはイイ」って言いますけど「9割以上はダメ出し」をされます。

自分がイイと思うからよくって、ダメだと思ったらはっきりダメって書かれますけど、でも最後に「情報はウノミせず、必ず自分で決めることが重要。私が書いたことがぜんぶムダになってもイイ」っていう書き方をされます。

きびしい専門っぽいヒトが「べつに勧めないけど、私はこの企業の商品を使ってる」みたいなことも書いてるので、コンバージョンはそこばかりに集中します。

ポイントは「ホントにそう思っているから」だそうです。

お金をもらったり報酬率がイイから「良い」って書くのではなくって「ホントに良いものをオススメするから、売れるのはアタリマエ」な考え方だそうです。

 

テレビで見たのですけど、ファンをつくるお菓子屋さんは、お客様が手に取られた商品に「それ好きなの?」と聞いて「何となく」とこたえられたら「やめときな。こっちの方がおいしいよ」ってアドバイスをして信頼されるそうです。

ちょっとズルいですけど、マーケティングがバレないこともマーケティングなので、テクニックのひとつとしておぼえています。

 

 

width="220"のビジネス空間

アフィリエイトの15コは、ぜんぶ文字がとっても小さいテキストです。この小さな場所が「メインコンテンツ」なのかも知れません。

ブログの記事がもちろん「メイン」ですけど、でもそれを決めるのはビジターのみなさんです。

 

お話をもどして、直帰や離脱ですけど、この数値が上がりすぎると「私がやりすぎてる、またはボスの記事がダメ」などちらかの理由になるので、バランスをとりながらアクセス解析を見て、どうしたらイイのかを相談しながら実験させて頂いています。

どのくらいの収益なのかは、アフィリエイトサービスの規約で公開してはいけないっていう決まりがあるみたいですけど、こういうことかも知れません。※AdWords方式で、クリック日を成約日とされています

アフィリエイト4社とPPC1社で、その中のアフィリエイト1社分だと思います。たぶんw

 

 

集客から成約へ「SEO中心の収益化ブログ」

今回はアフィリエイトPPCを例にして、私の上司のSEO実験ブログのことでした。

私が担当させて頂いてるクライアントさんはビックリされたかも知れませんけど、私たちはこんなに小さなこともためしています。

言うだけではなくってホントに利益になっているから、私は自信を持っていますし、今回のブログが「ECサイトの中だったら?」と思って頂くとわかりやすいと思います。

クリック率などを測定して、どこに何を置いたり書いたりしたらイイのかをいつも考えて、実行して分析しています。

 

ちなみに、ボスのブログ(アフィリエイトの)アカウントは、ぜんぶ会社の管理になりました :)

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PPCとアフィリエイトを題材にして、コンバージョンを高める方法を考える記事。

PPCが苦手なぼくとしては非常に参考になった。 続きを読む

コメント(4)

大変参考になります!異分野ではありますが、私もネットにはすごく興味があります。どうやって手を出したらいいのか、等と考えて、ものすごく時間がたちますが、何かヒントを得たようで、すごく幸せな気分になりました!
これからも読ませていただきます!!!

大変参考になる記事でいつも勉強させていただいております。
また、この度は、こちらの拙いブログをお褒め?いただきありがとうございました。

おっしゃるとおり、ブログのレイアウトにはこれが正解というものはありませんね。
コンテンツの種類、文章の書き方、色合い、画像の位置などで読者の視線の移動は変わってきますので、極端に言えばブログの更新の度にレイアウトを見直す必要があるのかも。

年中PDCAサイクルの繰り返しです。

これからも為になる記事を楽しみにしています。

Webってお客様(ビジター)が見えないからピンとこないものですけど、Google Analytics などでデータを見ると「こんなにたくさん見られてるんだ!」と思ってやる気が出ます。

ここもそうですけど、収益(成約数や額)が目的ではないブログなどの場合って、書いていてもコメントやトラックバック以外に手ごたえがナイんですよね。そこでやっぱりアクセス解析は必要になってくるんです :)

私が先日にごいっしょした、ボスがお気に入りの小料理やさんで、おかみさんとお話をしていたときに言われたことです。

「あなたたちは「おいしい」って言ってくれたけど、100人が食べて100人がおいしいと言ってくれる料理はつくれない。でも、いつも来てくれるお得意さまには、気づかれないくらいにちょっとずつ味つけをかえてお出ししてるから、何回か来られるとおいしいって言ってくれる味がわかる。」

だそうです。深イイですよね。
この広告をクリックしたヒトは、次はこんな広告を出すっていう、行動ターゲティングを思い出しました…w

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