スモールキーワードを意識した文章はこう書く

あとで読む

スモールキーワードを中心にアクセスをあつめる、ボスブログのさらに具体的なテクニックです。

今回の内容は、海外SEO情報の鈴木さんの記事からつながるので、まずは SEOを意識した記事の書き方(LSIについて) をおよみください。

コンテンツの中のテキストはどう書く?です。

 

スモールキーワードを意識した文章はこう書く

自分で例を書いてみたのですけど、SEO病なのでどうしてもSEOよりになってしまい、よくわからなくなりました。

そこで、となりにいたK君(男性、パソコンマニア、初音みく好き)に書いてもらった文章がこちらです。

 

パソコンを選ぶときのアドバイス

昨年末リリースのCPUCore-i7は結構良いと言われてるけどclockで言えばゲームをする時なんかはExtremeの方が良かったりすることがある。

何でも新しいからと飛び付かず何をしたいのか考えて選んだ方が良いということ。詳しくなければ高い買い物なんでショップ店員にいやがられるくらい相談すると吉でしょう。

 

さっすがマニアですね。ナニ書いてるのかわかりませんw

この文章を例に、SEOを意識したボスが書いているブログにあわせて私が修正してみます。もちろんこのままでもイイですけど、キーワードをもっと正確にしてみます。

 

昨年末にインテルから発売されたCPUネハーレム-Nehalem)、Intel Corei7ですが、新しいパーツだから良いというわけでもありません。

パソコンゲームをする時、例えばモンスターハンター フロンティアだとしたら、クロック周波数重視してCore2 Extremeの方が良かったりすることがあります。

 

キーワードの種類を増やすことが目的ですけど、くわしくて親切な文章になっていると思います。パソコンに関連するキーワードと、それに関連するキーワードを強調しました。

 

新製品魅力的ですが、パソコン用途から仕様部品構成を選び、メーカー比較すると後悔しないでしょう。

PC知識に自信が無いなら、高額な製品なので近所のパソコンショップ店員にいやがられるくらい相談すると良いです。サポート相性保証延長保証なども確認してください。

 

キーワードを詰めこんだっていうより、前の文章よりもアドバイスした感じになったと思います。

そして、タイトルをこうします。

ゲームPCにCore i7はダメ? - パソコン修理とサポートのD社

「ゲーム」「パソコン(PC)」「Core i7」「サポート」「修理」「D社」の6つのキーワードで、この中だけの組み合わせで上位表示になればいいのですけど、スモールの場合はもっと広くなります。

例えば複数キーワード「ゲーム パソコン 保証 比較」のようにタイトルには無いキーワードがあっても、本文から拾われるのです。

キーワードの種類を多くするのですが、上の例でいうとタイトルには「Core i7」と書いていますけど、本文では「Corei7」にしています。

スペースのあるなしで違うキーワードになることも予想すると、種類が多くなるのですね。

 

キーワードが本文にあるのとないのでは検索順位にも影響することがあって、例えば[日本語ドメイン SEO効果 有無]で検索すると、このようになりました。

 

090405_google_serp.jpg

 

※URLを明るくするの忘れました :-)

これは4月5日にキャプチャーしたので、違う結果になっていたり、Googleへのログインやブラウザでかわります。

この組み合わせは、 Google Analytics のキーワードにあったのでセッション1なのです。

 

 

No.1にならなくてもイイ もともと特別なkeywords

自分が持っている知識を使いこなした、ニッチなキーワードでアクセスを集めるっていう考え方です。

 

ここで最初のパソコンの文章にもどりますけど、ホントに書き直した方が良かったでしょうか?

書き直す前の「パソコンを選ぶときのアドバイス」の方が、私にはわかりやすいですし、書き直した方はボスがやっている実験ブログのようにしたので、ある程度の知識が無いと(私みたいなひとには)かえって意味がわからないかも知れません。

これはキーワードの考え方で、書き直しの方は「ゲームPCとCorei7」にしぼったタイトルなので、それが目的の人に需要があるはずで、そうでない人には合わない内容になります。

 

キーワードをつめこんだだけでは、その後のタイトルとスニペットでクリックされない率が上がるので、上手な文章が必要です。

どのくらいキーワードを使うのかは、テキストを書くひとの知識や性格もあると思いますが、需要や検索ユーザーのレベルを予想して、合わせて書くことができれば、検索結果の上位でなくてもクリックされる率(数)は上がります。

 

キーワードを意識しすぎると不自然になったりムズカシクなって、ヒトへの最適化とはいえなくなります。でも、キーワードを意識しなさすぎることも、せっかく書いた文章を読んでもらう機会がへります。

ヒトとロボットへのバランスをとったSEOが、ほんとに最適化されているっていうことです。パシフィカスさんのブログより、勝手に私が名言と思っているフレーズです。

 

当たり前のことを当たり前にやれば
当たり前のことが当たり前にできる。

- 引用元:やりすぎSEOとやらなすぎSEO » 【SEO初心者のEvoブログ】 -

 

今しているSEOがどのくらいアタリマエなのかは、検索ユーザーが決めることです。

検索エンジンはヒトに対して最適化をしているので、SEO対策もヒトへの最適化が先でないと、いつかは検索エンジンと方向がちがってしまったり振り回されることになるはずです。

なにを求められているのか考えながら、当たり前を見つけましょう。

 

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