つくったページが多すぎて、ぜんぶに"canonical"属性をつけるまで時間がかかったり、優先度があとになってしまう時の対処法です。
新しいものではなくって「今まではこうしてた」という情報です。
rel=”canonical”って?
重複コンテンツをひとつの静的なURLに統一することで、検索エンジン3種類(Google、Yahoo!、MSN)共通のmeta情報になりました。
くわしくは私の"Wikipedia"w、海外SEO情報さんをどうぞ。
「重複コンテンツ・重複URL」のおさらい » 海外SEO情報ブログ・メルマガ
目的は検索エンジンに協力すること
- ダブったページの代表を決めて重複しないように
- ロボットがクロールしやすいように
- 被リンクが分散しないように
ウェブマスターが実際にすることは?
- 内容が同じページ(静的URLでも)をどちらかに決める
- 引数(パラメーター)が付かないページを指定する
具体的な作業内容は?
- <link rel="canonical" href="(インデックスしたいURL)" />
を <head>~</head> へ入れます。
スミマセン、よくわかっていないのですけどボスからネタを頂いたので報告としてまとめます。
canonical属性を使わない(使えない)対処法
日本の検索エンジン利用は、GoogleとYahoo!あわせて9割くらいだそうなので、MSNと百度は見なかったことにします・・・
Googleのインデクサーは大丈夫
海外SEO情報さんをどうぞ。
グーグル、動的URLはそのまま、静的URLへ書き換えすべきでない » 海外SEO情報ブログ・メルマガ
Googleはパラメーターがあってもちゃんとわかるから安心して、っていうことですね。
気になることは、ボスが言うには「あまりわかってないぞ」らしくて、パラメーターがどんどん増えるページは、どうやってもインデックスされないっていう経験があるそうです。
パラメーターが増える例
~/exsample.asp?c=[3種類]&id=[n] ・・・アクセスでnがn+1
元のページは"exsample.asp"なので、これは今回の"canonical"属性で解決しそうですね。
問題はYahoo!ですけど無料の対処ツールがあります。
知ってました?
Yahoo!はサイトエクスプローラーで教えてあげる
週に1回はこの画面を見ていますけど「こんな機能あったの?」と思ったのでマイナーかも知れません。
(意味ワカンナイから見なかったことにしたのだと思いますw)
こちらがキャプチャー(して頂いた)画像です。
"Yahoo!サイトエクスプローラー"へログインして「サイトエクスプローラー」をクリックしたあと「動的URLの設定」をおすと、上みたいな画面になります。
パラメーターっていうのは、Googleで検索したときにも付くことがある「?」ではじまって「&」でつながっていたりするURLです。
- SEO対策を私のブラウザのGoogleツールバーで検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=seo%E5%AF%BE%E7%AD%96&sourceid=navclient-ff&rlz=1B3GGGL_jaJP302JP302&ie=UTF-8
パラメーターは、
?日本語&seo対策&FireFox&わかりませんw&文字コード
っていう意味だと思います。(たぶん)
緑でボールドにした「hl」を指定することで、パラメーターがぜんぶ消されてURLが"http://www.google.co.jp/search"ですよ、って教えてあげられます。
画像では、「c=」「i=」「p=」の3種類を無視(非表示に)してインデックスしてください、っていうことになります。
ひとつのURLになるっていうことなので"canonical"と同じ意味になりますけど、Yahoo!インデクサー専用なことをおわすれなく。
効果のほどは「ぜんぜんワカラン」だそうです。
やらなくてもイイのかも・・・w
[追記] Yahoo!のヘルプにもありますので、ご参考ください。
サイトエクスプローラーの使い方5:動的URL設定 - インフォセンター - Yahoo!検索
重複コンテンツ まとめ
海外SEO情報さんでは「重複コンテンツによるGoogleでのペナルティはない」でしたけど、Yahoo!はどうなってるのかわかりません。
サイトエクスプローラーで指定できる、っていうことは「指定してあげなきゃダメなの?」という考え方もできるので、"nocanonical"をつけた方がイイんだと思います。
SEOに効果的、っていうよりも「検索エンジンに協力してあげる」っていう方が私にはピッタリくるので、そういう書き方にしました。
実際に「SEOに効果的」だったとしたら、動的なURLのインデックスの精度があがって、そのページが ジョウイヒョウジ されたりして「なんで自分の順位がさがったの!?」って思われるヒトがおられるかも知れませんけど、順位は相対的に見るものです。
もし"canonical"でトラフィックが増えた!っていう方がおられましたら、ぜひコメントやメールで教えてください^^
> navclient
Googleツールバーから検索したときに付くパラメータだそうです。
僕もずっと気になってたんで、ググって調べました。w
ググるの忘れてましたw ブラウザごとに違いますね。
パラメーターの"rlz"はChorome用なんでしょうか。
Google Chromeが検索プロバイダに送信するデータ、Chromiumがある真の理由
http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/10/06/chrome/001.html