「SEO対策」はとても敷居が低くて奥が深いということ

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数日前に登録した「正しくないSEO対策」で私の考えを書いてみます。

返信した後たくさんコメントがあって正直こわくなって見ないようにしていたのですが、海外SEO情報さんのSphinnJapanでのエントリーから見てしまうことになりました。

リンク売買が良い悪いは置いておいて、もう一度考えてみます。

 


 

私がボス(上司)に言われたことの中で「SEOは戦術であって戦略ではなく」「正しい同業のみなさんに協調すること」そして「Googleに協力する」ということがあります。

まだ100%は解っていないと思いますが、ちょっと視点を変えて考えてみます。

 

SEOとオンラインゲーム

2年くらい前にラグナロクというオンラインゲームをやったことがあります。

2ヶ月くらいでやめたのですが、そのきっかけになったのはリアルマネートレード(RMT)です。

ゲームだから楽しい、そして苦労して自分のキャラクターが成長して、お金がたまって強い装備やアイテムが買えてうれしいのですが、同じグループのひとがRMTを利用していました。

その名の通りでリアルマネー(現実のお金)をトレード(取引)することで、仮想のお金(ラグナロクの通貨)が短時間で簡単に手に入ります。ここで何がおもしろいのかわからなくなりました。

色んな人と交流して、年齢や性別に関係なく協力して、苦労して戦った結果でキャラクターは成長します。モンスターの落とし物を売ってアイテムを強化するのですが、その通貨を現実のお金で買えるのです。

とても脱力しました。

 

オンラインゲームとSEOの共通点

これには共通点があって「法律では禁止されていないけど、運営会社がダメだと言っている」ことです。

  • 通貨をRMTしてはダメ → リンク購入はダメ
  • おもしろくなくなる → 検索の品質が落ちる
  • 取引をしたキャラクターは削除 → インデックス削除

今でもRMTはありますし、進化して法人として成り立っているようですが、ゲームの品質(価値)も落ちるので、すたれないまでも利用者数は伸びなくなるでしょう。

私にはRMT業者がリンク販売業者とダブって見えます。

 

どこでSEOしてますか?

Googleは有料リンクでのPageRank転送はやめてくださいと言っています。でも、これに従わなくても逮捕されたりニュースで報道されることはまずありえません。でも、多くのひとたちは「Googleを含めてSEO対策」をされているはずなので、それは純粋な検索結果にならないはずです。

純粋な検索結果とは「検索されたユーザーさんが求める優先順位」と解釈しています。

 

商売なんだから

検索結果はそういうものではないはずです。

検索でムリヤリ上位を取ることは最適化とは言えないとおもいます。

Googleは「有益で利便性の高い結果」を求めていて、それは「検索ユーザー(利用者)のためになること」を方針にしているはずです。何がなんでも1位が良いならAdwords広告がありますのでSEOにこだわらなくて良いはず。

 

"Optimise"(最適)って?

買ったバックリンクで強引に上位をとることが最適化とは言えないです。

最適化っていうことばは「最も適している」ということなので、内部SEOクローラーへ読みやすくしてあげて、Webサイトの見せ方やプロモーションなどで訪問される方から自然に評価されることだと思うのです。

 

ボス(上司)と私が京都SEOの松尾さんを勝手ながら評価しているのは、おそらく黒い部分を知った上での「プラス思考のオリジナルへ挑戦していること」です。

FlashでもPageRank転送はできますが、これはWeb担当フォーラムでの翻訳記事でMattさんが書かれていたことを理解された上での創作です。

SPAMにならないブログパーツという本質を知っているから、黒を知っていて白をもとめている結果からつくられるものです。

 

まとめ

SEOの価値観がゲームならズルをしてはおもしろくありませんし、それに1円でもお金がからむならそれはゲームではないのでビジネスとして正々堂々と最適化とリスティング広告(Adwordsなど)で勝負するべきだと思います。

私たちにとって「SEOは(Googleの方針、検索ユーザーの利便性へ)限りなく100%に近付けること」です。

きれいごとではなくて、検索ユーザーが求める情報を発信している自信があれば、それは上位に表示されるべきなので、SEO対策(最適化、100%への努力)です。

私はかけだしですが、業者としてのプライドがありますのでズルはしたくありませんし、クライアントさんのご商売をゆるがす手法を使うのは間違っていると考えています。

 

リンク購入とはちがいますが、私も「これってスパムかも?」というリンク生産(リンクベイティング?)はいろいろ試しています。

これはGoogleやYahooがはっきりしないから実験してみるしかなく、はっきり基準を決めると、それはオーガニック(自然)が壊されてしまうからだと思うのです。

答えがわからないし、いつも変化しているからSEOはあるのだと思っています。

変化は最適化であって、変化しているのは人間(ユーザー)です。ユーザビリティを心がけている検索エンジンがGoogleだと思っています。

 

ごちゃごちゃしてごめんなさい。
この手の考える記事は、ほんと苦手なんです・・・

私でも簡単にあがれるくらい低い敷居ですけど、つきつめようとすると深くて先が見えません。

 

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コメント(2)

SEOが分かりづらいのは、多分、きちんと分類していないからでしょうか?

1. 検索エンジン毎に対策が違う
2. 内部と外部で対策が違う
3.実データがない(想像OR伝聞が多い)

正直言って、SEOは、重箱の隅をつつくようなもので、あまり意味が無いのではないかと思っています。

むしろ、データ量を多くする施術や、ビジネスモデルの方が効果があるような気がします。

またもや深いですね~
うちのボスがネックだといっていることが「3」です。
「こうしたからこうなった」が出しづらくて「いつ結果が出るのかわからない」ことです。

1は私の場合Googleだけでいいと言われているのでそうしていますが、他の皆さんはどうなのでしょう。2は基本的なことは(皆さんのブログから)学んだので、あとはどうやってソーシャル要素やバイラルにつなげるかを意識しています。

マーケティングの中での"SEO"は一部にすぎないと思いますが、でも最適化することでほとんど無料の集客になるということが大きく、興味を持たれる方が多いのかと思います。

大きくなることを目指してビジネスモデルをつくることにはとても同感です。

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